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ドル高・円安と円買い介入

日本政府と日本銀行(日銀)
為替介入(かわせかいにゅう)で円買いをおこなった。
1ドル144円台まで進んでいたドル高・円安の状態が一時的に1ドル140円台になった。

為替介入(外国為替市場介入)とは?
政府や日銀が通貨の交換比率「為替レート」を変える操作のこと。
為替相場に影響を与えるために、外国為替市場で通貨間の売買を行う。

正式には「外国為替平衡操作」と呼ぶ。
為替相場の急激な変動を抑えて安定させることが目的。
日本では財務大臣の権限で実施できる。
日銀は、財務大臣の代理人として、その指示に基づいて実務を行う。

為替介入は通貨間の売買である。
なので、円やドルなどの資金が必要になる。
日本の場合、財務省の外国為替資金特別会計(外為特会)の資金が為替介入に使われる。

急激な円高に対しては、外国為替市場で円を売ってドルを買う(ドル買い・円売り介入)
その場合、政府短期証券を発行して円資金を調達し、これを売ってドルを買う。

急激な円安に対しては、外国為替市場でドルを売って円を買う(ドル売り・円買い介入)
その場合、外為特会が保有するドルを売って、円を買う。

為替チャート
1982年~


2021年10月~


日本の金利が低く米国の金利が高い状態だとどうなる?
金利が低い日本でお金を借りて、金利の高い米国で預金すると、金利差分が儲かる。
なので投資家は「円を売ってドルを買う」という取引をする。
すると円安ドル高が進む。

引用
為替介入とは?日銀が為替介入するとどうなるかわかりやすく解説します
為替介入(外国為替市場介入)とは何ですか? 誰が為替介入の実施を決定し、誰が為替介入を行うのですか?

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