NISAとは?
株式や投資信託にお金を投資した場合、それを売って得た利益に対して税金がかかってしまう。
NISAを使うと、ある一定の範囲で買った金融商品から得られる利益が非課税になる。
NISAを使えば、1年間で120万円まで非課税で投資することができる。
非課税期間は最長で5年間まで。
ロールオーバー:可能(最大10年まで)
つみたてNISAとは?
1年間で40万円まで非課税で投資することができる。
毎月33300円(1年40万円)が上限。
非課税期間は最長で20年間まで。
ロールオーバーはできない。
ロールオーバーとは?
ロールオーバーとは「延長」のこと。
5年の期限を迎える保有商品の延長手続きを行うと、更に5年間、非課税で運用できる。
非課税期間が満了時の時価で、翌年のNISA枠を使用して、ロールオーバーする。
2016年に20万で投資信託を買う
↓
5年後の2021年に40万円まで値上がりした
↓
40万円を延長手続きすると、残り80万円のNISA投資枠がある状態となる。
ロールオーバーのメリット
運用益で120万円を超えても全額を翌年のNISA口座に移すことができる。
100万円で購入した投資信託が5年後に130万円になっても、超えた10万円も非課税枠に入れることができる。
上記によって最大10年間、非課税で運用することができる。
新NISAとは?
2024年から「新・NISA」に変更。
レバレッジを効かせた投資信託など、一部の商品が除かれる(低リスク推奨)
一般NISA口座⇒2024年で自動的に新NISAに移行される。
年間の投資上限額
【1階】20万円(積立投資が必須)
【2階】102万円(上場株式、株式投資信託など)
1階部分の積立投資を行わなければ、2階部分への投資ができない。
2019年以降に「一般NISA」口座で購入した株や投資信託は?
「新・NISA」にロールオーバー可能な見込み。
最大10年間、非課税で運用可能。
1階部分は、非課税の5年が経過してから「つみたてNISA」にロールオーバー(乗り換え)することが可能。
それまで積み立てた分に加え、年間40万円までの積立投資を20年間、継続することができる。
なので、最大25年間、非課税で積立投資ができる。
NISAとiDeCoの違い
NISAは始めるための手続きが簡単。iDeCoは手間がかかる。
NISAはいつでも引き出すことができる。iDeCoは引き出せない。
節税、非課税という点で比べると、NISAよりiDeCoの方がお得。
ただiDeCoは「いつでもすぐ解約することができない」ので、精神的負担が大きい。
なので初心者が気軽に始めるのは、NISAがオススメ。
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