S&P500とは?
アメリカの主要企業500社から構成される。
構成銘柄上位
アップル
マイクロソフト
アマゾン
アルファベット(google)
フェイスブック
テスラ
エヌビディア
エクソンモービル
P&G
...etc
この主要企業500社が米国企業の時価総額の80%を占める。
インデックスとは「株価の指数」で「平均値」のこと。
様々な会社の株価の平均値のこと(例:日本を代表する225社の株価の平均=日経平均株価)
「S&P500にインデックス投資をする」とは?
「米国の主要企業500社」のそれぞれにまんべんなく投資すること。
S&P500 業種別比率
業種 |
比率 |
情報技術 |
24.60% |
金融 |
13.90% |
ヘルスケア |
13.50% |
消費財 |
11.70% |
通信 |
11.20% |
資本財 |
8.70% |
必需品 |
6.30% |
エネルギー |
2.60% |
不動産 |
2.60% |
公益事業 |
2.50% |
素材 |
2.30% |
S&P500の株価グラフ
S&P500の平均年利は7.1%(1973年~2018年)
S&P500 採用基準
- 米国企業であること
- 時価総額61億ドル以上あること
- 浮動株比率が最低50%(実際に株式市場で流通している株式の割合のこと)
- 健全な財務(黒字決済)
- ユニバースのセクター比率とS&P500のセクター比率はほぼ同じ
セクター ÷ ユニバース = 業種 ÷ 母集団(米国企業全体)
セクター比率は時代によって変わる
なぜS&P500の株価は上がり続けるのか?
理由は、厳しい審査基準で銘柄の入れ替わりが行われるから。
アメリカは企業の成績が悪くなったら「上場廃止」が頻繁に行われる。
アメリカの上場企業というのは、戦って勝ち続けている一流の企業。
そのため経済の新陳代謝が非常に激しく、成長、技術革新が速い。
日本の場合、よっぽどの事がない限り「上場廃止」はない。
なので、成績の悪い企業が足を引っ張り、日本全体の成績が悪くなる。
新陳代謝が悪く、成長、技術革新が遅い。
S&P500の弱点・デメリット
①FRBによる利上げ(政策金利の引き上げ、金融引き締め)
企業の借入金の支払い利息が増え収益が圧迫。
資金確保が困難で事業が縮小。
売上げや利益が減り、株価が下がる。
SP500インデックスも低迷。
ただ、SP500長期投資で利益が出ない場合、全世界株式も同じように利益が出ないはず。
なので長期利上げによる株価低迷はS&P500の弱点というよりインデックス投資の弱点。
②米国が戦争で株価が大幅に下る可能性は?
「基本的に、戦争で米国株が下がるのは一時的であり、下がった米国株は買いである」
引用元:
米国株長期投資家のための、過去約40年の間で起きた戦争から学ぶ教訓
S&P500で得た利益
運用期間:2020年8月頃~現在(以下画像は2022年10月23日時点)
金融資産は株価と連動して常に揺れ動き、±100万円を行ったり来たり。
全体として徐々に微増、S&P500から得た利益は約2年半で約500万円。
楽天証券とSBI証券、どちらが良い?
私自身は、SBI証券。
SBI証券、楽天証券、共にサービスにさほど差はない。
唯一変わるのは、楽天証券は楽天ポイントが使えること。
なので、楽天クレジットカード、楽天市場でお買い物、楽天モバイル利用者におすすめ。
楽天ポイントを利用して証券を購入することができる。
SBI・S&P500の特徴
商品:投資信託
取引単位:100円以上1円単位
運用手数料:0.0938%程度
分配金/再投資:ファンド内で再投資可能
S&P500と全世界株式、どっちがいい?
S&P500派の意見
・全世界に投資すると余計なリスクやコストを背負うことになる。
・過去の成績も長い目で見れば米国株式は右肩上がりである。
全世界株式派の意見
・米国一強は永遠に続くとは限らない。
・全世界株式は強い国に多く、弱い国に少なく、自動で調整してくれる。
・全世界株式に含まれる大半の株式が米国株である。
・世界経済はトータルで成長していくので全世界に投資したほうが理論的に正しい手法。
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