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投資の複利とは?

いま、100万円を持っていたとする。
この100万円で株式を購入し、その株式の価格が5%上昇したとする。(年利5%)
すると、100万円は、1年後には105万円の価値になる。
この場合、5万円は、元金の100万円に対してついた利子である。

この5万円も含めて、105万円を再び金利5%で1年間預けるとする。
すると、1年後には110万円ではなく、110万2500円となる。
この2500円は、利子である5万円に対してついた利子である。

このように、利子に対して利子がつくことを「複利」という。
複利は、時間が経てば経つほど雪だるま式に利益が増える。
なので、投資を開始するのが早ければ早いほど儲かる。

【重要】投資は開始時期が早ければ早いほど複利で儲かる。

「r大なりg」とは?

「r」とは、資本収益率のこと。
「g」とは、経済成長率のこと。

経済学者トマ・ピケティが18世紀まで遡ってデータを分析した結果。
データから「r」が年に5%程度で「g」は年に1~2%程度ということがわかった。

結論、資産によって得られる利益は、労働によって得られる利益よりも成長が早い。
資産がある人はより裕福になり、労働しかない人は相対的に裕福になれない。

よって、裕福になりたいなら、少額でもいいから早く金融資産を作る。
また、それを長く運用することが大事。

【重要】少額でいいから早い段階で投資して長く運用すること。

絶対にやってはいけないこと

①金利がつく長期ローンを借りる
住宅ローン、自動車ローン、奨学金、高額教材ローンなど。
ローンでお金を借りた場合、複利と同じで、借金の利子にもまた利子がつく。
住宅ローン、マイカーローン、リフォームローンなどの金利は、平均して2%~5%くらい。
お金を貸す側にとってみると、高い金利と長期でローン契約するのが一番儲かる。
逆を言うと、高額な商品を長期ローンで買うと、買う側は一番損をする。
現金一括で買えない商品は、自分の身の丈に合わない商品なので買うべきではない。

②手数料ビジネスと契約する
例えばスマホ契約、生命保険、医療保険、学資保険、自動車保険など。
スマホであれば大手家電量販店や携帯ショップなどが抜いている。
学資保険や生命保険であれば、保険会社の営業マンが利ざやを抜いている。
投資信託や債権であれば銀行の営業マンなど。
これらはすべて「手数料」が上乗せされている。
しかもそれがお客にバレないように、こっそり上乗せされている。

リボ払いとは?

手元にお金がなくても使えるリボ払い。毎月の支払い金額を調整できる。
ただし、実質年率18%という、超高金利の借金。
クレジットカード会社から見れば、みんながリボ払いを選んでくれれば、超儲かる。
お客にとってみれば、一番損をする、最悪な支払い方法。

分配金と再投資、どっちがお得?

長期に投資を考えた場合、同じ投資信託でも、できるだけ分配回数の少ない方が有利。
分配回数の少ない投資信託の方が、投資効果が高まる。故に再投資の方が儲かる。

分配金とは?
正式名称は「収益分配金」と呼ぶ。
決算日における投資信託の運用益から経費を控除して運用会社が定める方針に基づいて分配される金額のこと。
せっかく利益が出たのに分配金で崩してしまうと複利の効果が得られない。

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