人はなぜ宗教やスピリチュアルを信じるのか?
宗教によくありがちなルール
人には罪がある。
祈ったり信じたりすることで罪が軽くなる。
祈らない、信じない、禁止行為をすることで罪が重くなる。
生まれた子供が病気や傷害を持っていた場合、それは祈りや信仰心が足りない。
事故や病気で不幸が訪れた場合も、それは神様からの試練または信仰心が足りない。
禁止事項が多く人権を侵害するような内容も多い(そもそも宗教より人権が後)
宗教の教典あるある
非現実的な内容で作り話であることは明らか。
しかし信者の多くはその物語を信じて祈ったり教えを守っている。
その目的は?救われたいから?誰かを救いたいから?世界平和のため?
宗教を信じ始めるきっかけとは?
子供の頃から両親にほぼ強制される形で教わってきたから。
機械学習のようなもの?怒られる、褒められるを繰り返すうちに傾向と対策が脳に染み付く。
病気や事故で自分や身近な人に大きな不幸が起きたから。
現世利益(げんぜ-りやく)
信仰した結果がこの世において実り、欲望が達せられるということ。
祈祷(きとう)、読経(どきょう)、念仏などにより、延命、息災、治病などの利益が得られること。
現世利益が中心の信仰は「ご利益信仰」と蔑称(べっしょう)されることが多い。
『聖書』の中のイエスが行った「奇跡」
・病のいやし
・水面上を歩く
・死んだ人を生き返らせる
・水をぶどう酒に変える
・悪霊を祓う
キリスト教は現世利益ではない?
神はクリスチャンに、祈るように命じておられる。それゆえに祈る。
キリスト教の「祈り」とは「キリスト者としての生き方」のようなもの。
神さまに何かしら現世利益を要求するものと異なる。
「神さまとの対話」であり「神さまに対する自分自身の人間としての弱さの告白」である。
スピリチュアルを信じる理由
まず、おばけ、霊感、超能力を信じるか、信じないか。
物には不思議な力があって人間に作用する⇒ジュエリーやパワーストーン信仰
「水からの伝言」⇒水や話しかける言葉を変えると水の状態が変化する(実際は本人の思い込み)
人は自分の知識量で理解できない領域のものは「不思議な力」で結論付けるしかない。
特に数学、物理、生物、化学の基礎がわかっていない人は、よりスピリチュアルに走りがち。
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